協約書を手に記念撮影する聯合ニュースの黄大一社長(中央)と8機関の代表=26日、ソウル(聯合ニュース)
協約書を手に記念撮影する聯合ニュースの黄大一社長(中央)と8機関の代表=26日、ソウル(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】韓国国家基幹ニュース通信社の聯合ニュースは26日、ソウルの本社で国内8大学のアフリカ研究機関と業務協約を結んだ。

 締結式には聯合ニュースの黄大一(ファン・デイル)社長と韓国外大アフリカ研究所、漢陽大欧州・アフリカ研究所、延世大アフリカ研究院、慶熙大アフリカ研究センター、高麗大アジア問題研究院、釜山外大アフリカ研究所、ソウル大アジア・アフリカセンター、全北大フランス・アフリカ研究所の8機関の代表が参加した。

 式にはインターネット上などで民間外交を行う韓国の市民団体「VANK」の朴起台(パク・ギテ)団長も参加し、アフリカについて正しく伝えるために協力すると表明した。

 今回の協約はアフリカ研究や事業の裾野を広げ、多様な公益活動を展開するために締結された。

 聯合ニュースと各研究機関は成長が見込まれるアフリカに対する関心と理解を広げるために共同で努力し、韓国とアフリカの交流拡大に寄与する事業を共に推進する予定だ。

 黄氏はあいさつで「アフリカ研究機関と聯合ニュースの緊密な連帯のために用意されたこの場は、韓国社会にアフリカブームを起こすきっかけになるだろう」と話した。

 また「聯合ニュースは今回の協約を機にアフリカ政策、交易、投資など多様な分野で明確な成果を出せるよう多様な方策を講じる」とし「韓国とアフリカをつなぐ架け橋の役割をさらに忠実に果たす」と強調した。 

 参加者は、聯合ニュースがアフリカ研究のプラットフォームの役割を担うことに期待を示した。

 聯合ニュースは、アフリカと関連した国際セミナーやフォーラムなどさまざまな行事を準備しており、昨年11月には韓国の報道機関としては初めてアフリカを専門とする部署を新設した。


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