3カ国は昨年10月の大陸間弾道ミサイル(ICBM)発射や先月の中距離極超音速弾道ミサイル発射など北朝鮮の無謀な挑発は国連安全保障理事会の決議に反すると批判。「先制的に核兵器を使用すると脅し、さらにはロシアに兵士を派遣してウクライナと戦闘を行い、致命的な弾薬・弾道ミサイルをロシアに提供した」と指摘した。また、北朝鮮が住民の福祉より違法な大量破壊兵器(WMD)計画を優先して生じた重大な人権侵害を強く非難し、北朝鮮に抑留された人たちと送還されていない戦争捕虜、離散家族問題を直ちに解決するよう求めた。
3カ国は「国際社会は北朝鮮がいかなる状況でも核兵器国の地位を有することができないことを明らかにしてきた」とし、「私たちは北朝鮮がWMDや弾道ミサイル計画を完全かつ検証可能で不可逆的な方法で廃棄し、非核化対話を再開するよう求める」と強調した。
3カ国は今月中旬に開催されたミュンヘン安全保障会議でも北朝鮮の非核化を求める共同声明を発表した。声明には「完全な非核化」だけが明記されたが、この日の共同発言には「完全かつ検証可能で不可逆的」との文言が盛り込まれた。
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