「日帝強制動員被害者支援財団」のロゴ=(聯合ニュース)
「日帝強制動員被害者支援財団」のロゴ=(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】韓日間の徴用訴訟問題を巡り、韓国政府傘下の「日帝強制動員被害者支援財団」が日本企業の賠償金を肩代わりする同政府の解決策を拒否してきた被害者の遺族が27日までに受け入れた。

 同財団と韓国外交部によると、この遺族は26日に賠償金相当額と遅延利子を受け取ったという。

 被害者は、2018年に韓国大法院(最高裁)で三菱重工業に対する勝訴が確定した。同年に勝訴が確定した被害者15人のうち、韓国政府の解決策を受け入れたのは14人となった。

 15人のうち、昨年10月に梁錦徳(ヤン・クムドク)さんと李春植(イ・チュンシク)さんが相次いで解決策を受け入れた。18年に三菱重工に勝訴した故朴海玉(パク・ヘオク)さんの遺族は今も賠償金の肩代わりを拒否しているとされる。


Copyright 2025YONHAPNEWS. All rights reserved. 40