25日に開かれた弾劾審判の最終弁論に出席した尹大統領(憲法裁判所提供)=(聯合ニュース)≪転載・転用禁止≫
25日に開かれた弾劾審判の最終弁論に出席した尹大統領(憲法裁判所提供)=(聯合ニュース)≪転載・転用禁止≫
【ソウル聯合ニュース】韓国の尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領の罷免の可否を判断する憲法裁判所での弾劾審判をめぐり、世論調査会社の韓国ギャラップが実施した調査によると、罷免に賛成する意見は59%、反対する意見は35%だった。調査は満18歳以上の1001人を対象に25~27日に実施された。 

 直前の調査(2月18~20日)に比べ、賛成の割合は1ポイント下落し、反対の割合は1ポイント上昇した。

 支持政党別にみると、革新系最大野党「共に民主党」支持層の97%は罷免に賛成し、保守系与党「国民の力」支持層の84%は反対した。支持政党がない無党派層は64%が罷免に賛成、18%が反対と答えた。

 保守層では罷免に賛成する意見が27%、反対する意見が71%だったのに対し、革新層では92%が賛成、6%が反対だった。中道層では70%が賛成し、23%が反対した。

 年齢層別では18~29歳が賛成71%・反対20%、30代が賛成62%・反対30%、40代が賛成73%・反対25%、50代が賛成67%・反対30%、60代が賛成48%・反対49%、70代以上が賛成33%・反対58%だった。

 韓国ギャラップは「20~50代では10人中6~7人が罷免に賛成し、60代では賛否が同程度で、70代以上では反対が過半数を占めた」と説明した。


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