両国の経済政策の司令塔が会談を行ったのは、第2次トランプ政権発足後、初めて。
南アフリカのケープタウンで26~27日の日程で開催された20カ国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議に両氏が出席しなかったため、オンラインでの会談となった。
企画財政部によると、約30分行われた会談で両氏は堅固な韓米同盟を改めて確認し、経済・通商・安全保障・外国為替市場などの分野での協力について協議した。
またトランプ政権の関税政策、韓国の対米投資計画や為替政策など両国の懸案に関して幅広く意見交換したという。
崔氏は「相互関税など米国の政策決定の過程で韓国の米国経済への寄与を考慮するなど関心を持ってほしい」と要請し「インド太平洋地域、世界経済・安保問題に関して緊密な韓米協力が重要であり、韓米日3カ国の連携が必要だ」と強調した。
今回の会談は大統領の権限を代行する崔氏と米新政権の要職に就く人物との接触という点でも注目される。
これと関連して崔氏は「強固な経済システムと政府の安定的な国政運営を土台に金融・外国為替市場の変動性が急速に緩和されるなど韓国経済が強い回復力を見せている」とし、国際社会も韓国経済と政府の経済安定に向けた対応を高く評価していると説明した。
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