昨年における韓国の総出生児数は9年ぶりに反騰したが、死者数が過去2番目に高いことから自然減少人口は12万人に達した。「死者数が出生児数を超える自然減少が続いていることから、人口減少を止めることはできない」という指摘である。
27日、韓国国会予算政策処が新たに創刊した “NABO人口・雇用動向&イシュー”の第1号で、ウ・ウォンシク(禹元植)国会議長は「わが国は2024年12月初め、高齢化社会に本格的に突入した」とし「『期待寿命の延長と出産率減少の影響により、2072年には総人口が3600万人へと大きく減少し、高齢層が48%に迫るだろう』という展望がある」と伝えた。
ウ議長は「人口の持続的な増加と若年層の多いピラミッド型の人口構造を前提に設計されていたこれまでの国家制度の全面的変化が、いまや求められる時だ」と強調した。
このようにウ議長が主張する根拠は「死者数が出生児数を超える人口の自然減少」のためだ。
26日、韓国統計庁の発表によると、昨年の合計出産率は0.75人で前年対比0.03人増加し、9年ぶりの反騰に成功した。しかし出生児数が死者数を下回ったことで、住民登録人口が12万人減少したことがわかった。
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