英国ロンドンに本社を置くスタンダードチャータード(Standard Chartered)銀行は、長期的にトランプ政権がビットコインにポジティブな影響を与えると予想した。

スタンダードチャータードのデジタル資産リサーチ責任者であるジェフリー・ケンドリック氏は、ビットコインが今年20万ドルに達し、トランプ大統領の2期目が終わる前に50万ドルまで上昇すると予想した。

ケンドリック氏はこの日、CNBCとのインタビューでビットコイン価格について展望し、機関投資家の流入増加と明確な規制導入の可能性を主な上昇要因として挙げた。

彼は「現在のボラティリティにもかかわらず、機関投資家が暗号通貨資産群を受け入れながら、市場の不安定性が徐々に減少するだろう」とし、「最近、暗号通貨取引所バイビット(Bybit)の14億ドル規模のハッキング事例で見られるように、伝統的な金融機関が参加することでセキュリティ問題が緩和されるだろう」と強調した。

続いて「スタンダードチャータード、ブラックロック(BlackRock)のような伝統的な金融機関がETFを提供し、積極的に市場に参入することが必要だ。私たちのような機関が提供するカストディ(受託)サービスは、既存のハッキングリスクよりはるかに安全だ」と説明した。
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