与党は2日「クォン・ヨンセ(権寧世)非常対策委員長とクォン・ソンドン(権成東)院内代表が3日午後2時ごろ、テグ(大邱)にあるパク元大統領の私邸を訪問する予定だ」と明らかにした。
クォン委員長による非常対策委員会の発足以降、与党指導部がパク元大統領に会うのは今回が初めてである。
今回の訪問は、ユン・ソギョル(尹錫悦)大統領の弾劾審判の宣告が迫っている中、政局の状況や与党の進むべき方向などについて助言を求めるものとみられる。
また、今回の訪問に先立ちクォン委員長とクォン院内代表は先月それぞれ、イ元大統領のもとを訪れている。
このように保守政党出身の大統領のもとを次々と訪れるのは「伝統的な保守支持層固め」の一環だとみられている。
クォン委員長はこの日、国会で記者たちに「大統領として様々な困難をくぐり抜けてきた方であるため、わが党にとってよい忠告や助言、政局全般に関するお話しをしてくださるのではないかと考える」と語った。
今回の訪問には、与党の政策委員会議長や首席報道官、非常対策委員長秘書室長、院内代表秘書室長も同行する。
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