朴槿恵氏(右から4人目)と記念撮影する「国民の力」執行部(同党提供)=(聯合ニュース)≪転載・転用禁止≫
朴槿恵氏(右から4人目)と記念撮影する「国民の力」執行部(同党提供)=(聯合ニュース)≪転載・転用禁止≫
【大邱聯合ニュース】韓国の朴槿恵(パク・クネ)元大統領は3日、南東部・大邱市の自宅で与党「国民の力」の臨時執行部トップ、権寧世(クォン・ヨンセ)非常対策委員長、権性東(クォン・ソンドン)院内代表ら同党幹部と面会し、昨年12月の「非常戒厳」宣言を巡り尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領が逮捕・起訴されたことについて、「拘置所に収監される状況を迎えることになり心が重く、国の未来のために与党が団結してほしい」と述べた。同党の申東旭(シン・ドンウク)首席報道官が伝えた。

 権寧世氏をトップとする非常対策委員会が昨年末に発足した後、党執行部が朴氏の元を訪れるのは今回が初めて。

 約1時間にわたり行われた面会で、朴氏は「今は国の状況が非常に難しい」とし、経済や国民生活が厳しい中でも巨大野党を相手に与党としての責任を果たしてほしいと要請した。

 尹大統領の弾劾審判については、「結果がどうであれ世論が分裂する可能性があり、(与野党の支持者が)対立して状況が非常に難しくなるのではないかと心配だ」と述べた。

 この日の訪問には金相勲(キム・サンフン)政策委員会議長、申首席報道官、姜明求(カン・ミョング)非常対策委員長秘書室長、崔殷碩(チェ・ウンソク)院内代表秘書室長、柳栄夏(ユ・ヨンハ)国会議員が同席した。


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