クーパンで1683回も注文後に返品した20代女性の最後＝韓国

クーパンのロケットフレッシュ返品政策を悪用して、1600回余りにわたって商品を返品し、3000万ウォン(約310万円)余りの利益を得た20代女性が懲役刑の執行猶予を宣告された。

法曹界によると3日、ソウル中央地裁は詐欺容疑で起訴されたA被告に対して、最近懲役8か月、執行猶予2年を宣告した。また、120時間の社会奉仕も命じた。

A被告は2023年11月30日から2024年4月1日までの約4か月間にわたって、クーパンのロケットフレッシュで1683回注文しながら返品を要請して、約3185万ウォン(約330万円)をだまし取った容疑で裁判にかけられた。注文した商品は牛乳、チーズスティック、バター、野菜および果物、アイスクリームなどで製品に問題はなかったことが伝えられた。

A被告はクーパンのフレッシュ政策を悪用した。クーパンの政策は生鮮食品の商品に問題があったり、配送の問題で消費者が返品を要請すれば、回収措置せずに「自主廃棄」を要請する。A被告は第3者に「割引された金額で注文する」として別にお金を受け取り、配送された商品は問題がないにも関わらず、返品を要請したことが伝えられた。

A被告は裁判で1000万ウォン(約100万円)を供託したが、裁判所は「回復のために努力したが、依然として相当な損害が回復されていない」ととがめた。続けて、「手口が計画的で罪質は軽くない」と量刑理由について明らかにした。