LNG事業が好調のポスコグループ、トランプ政権が追い風に=韓国報道
LNG事業が好調のポスコグループ、トランプ政権が追い風に=韓国報道
ポスコグループの液化天然ガス(LNG)事業が、米トランプ政権の発足と共に注目を集めている。米政府が貿易赤字解消のためLNG輸出の拡大を進めている状況に対し、総合商社のポスコインターナショナルは2022年、米シェニエール・エナジーと年40万トン、2024年に米メキシコ・パシフィックと年70万トン、それぞれLNGの輸入契約を締結していたためだ。同グループは、今後20年にわたり毎年110万トンの北米産LNGを確保可能となっている。

これを受けポスコグループは今後、クァンヤン(光陽)LNGターミナルを中心にLNGバリューチェーンの拡大に乗り出す。2026年にはポスコインターナショナルがLNGタンカー1隻を活用し、シェニエール・エナジーとの契約分を韓国に運び込む予定だ。

さらに同グループは2020年8月、都市ガス事業法の改正に合わせ民間企業としては初めてLNGタンカー試運転の資格を取得した。造船会社を対象にLNGタンカーの試運転事業を開始している。

このほかポスコインターナショナルは、船舶用低炭素燃料であるLNGを供給するLNGバンカリング専用インフラを構築。韓国のLNGバンカリング市場の活性化に努めている。
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