昨年の名目国内総生産(GDP)はウォンベースで2549兆1000億ウォン、ドルベースでは1兆8689億ドルで、それぞれ6.2%、1.6%成長した。昨年はウォン安・ドル高の影響でドルベースの成長率がウォンベースに比べ顕著に低かった。
1人当たりGNIは2014年(3万798ドル)に初めて3万ドルを超え、21年には3万7898ドルに達したが、22年には急激なウォン安により3万5000ドル台に下落。23年と昨年はそれぞれ2.7%増、1.2%増となったが、依然として3万6000ドル台にとどまっている。
名目GDPを実質GDPで割ったGDPデフレーターは、23年に比べ4.1%上昇した。GDPデフレーターは輸出入まで含めた全般的な物価水準が反映されたマクロ経済指標だ。
昨年の実質GDP成長率(暫定値)は、今年1月に発表された速報値と同じ2.0%。24年10~12月期の実質GDPも前期比0.1%増で変動はなかった。
部門別の成長率は、速報値に含まれなかった昨年12月の経済統計を反映して輸出(0.8%増)、政府消費(0.7%増)、輸入(0.1%増)がそれぞれ上方修正された一方、建設投資(4.5%減)と設備投資(1.2%減)は下方修正された。
業種別の成長率は▼製造業0.2%増▼サービス業0.4%増▼建設業4.1%減▼農林漁業3.4%減――などだった。
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