ユ氏は先月下旬にウクライナ議会などの招待でウクライナを訪問した。
北朝鮮は昨年10月に約1万1000人の兵士をロシアに派遣したのに続き、今年1~2月に追加で兵士を送ったとされる。
ユ氏は「(兵力を)補充するため追加派兵が行われており、別の規模の兵力が(投入の)準備をしていると、ウクライナ政府側から聞いた」と言及。北朝鮮兵の死傷者については、「(韓国情報機関の)国家情報院は3600人としたが、ウクライナ情報総局は約4000人とみていた」として、「戦死者は(死傷者の)約10%とみているようだった」と述べた。
ウクライナ軍の捕虜になった北朝鮮兵に関しては、「死傷者が3000人以上なのに(捕虜が)2人しかいないのは常識的に考えられないので、捕虜がもっといないか聞いたが(ウクライナ側は)いないという」とし、「多くの負傷者が自爆をし、そのような状況になったという説明を聞いた」と述べた。
ユ氏はウクライナで面会した北朝鮮兵捕虜の音声ファイルも公開した。捕虜は北朝鮮軍の訓練について、「最も比重が高いのは体育訓練だ。きついので涙が出るほど訓練している」とし、「週に100里(39.27キロ)を走り、月の最終日には200里を走る。100里は4時間、200里は8時間(で走る)。(リュックの重さは)20~25キロ」と話した。
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