日本向け化粧品輸出が好調、スタートアップの技術が下支え=韓国報道
日本向け化粧品輸出が好調、スタートアップの技術が下支え=韓国報道
韓国食品医薬品安全処によると2024年、韓国化粧品の輸出規模は102億ドル(USD、約1兆5220億円)で、前年比20.6%増加した。とくに日本への輸出額が増え29.2%増の2億3000万ドル(約343億1335万円)に達した。日本への輸出好調の要因に、短期間での配送サービスが挙げられる。

物流サービスを手掛けるドゥハンズは、IT大手ネイバーによるオンライン通販商品の即時配送サービス「ネイバー到着保証」サービスを運営している。2022年末に開始した同サービスにより、2年間で取り扱い商品数が700%以上増加した実績を持つ。

ドゥハンズは、この成功体験を日本市場に適用した。2024年には通販サイト「Qoo10」で「5日以内到着保証サービス」を提供開始している。越境フルフィルメントセンター(物流施設)は販売元からの注文を10分単位で収集し、包装作業までを含む搬送準備時間を最低13から最大でも37時間へと短縮。重量測定技術を導入し、日本到着まで84時間かかっていた作業を42時間へと半減させた。

ドゥハンズの関係者は「2025年は物流会社のKSE国際ロジスティクスと提携し、日本の21地域およびソウル市・プサン(釜山)市にある物流センターを拠点とした、日本向け配送サービスを提供開始した」と説明している。

今後同社は、日本向けに3日以内で到着するサービスの提供を計画しているという。
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