消費者物価の上昇率は昨年10月(1.3%)に底を打った後、11月(1.5%)、12月(1.9%)と右肩上がりに上昇。今年に入り2%を突破した。
経済協力開発機構(OECD)が各国の比較に用いるコア指数(食品とエネルギーを除く)の上昇率は1.8%だった。
変動の大きい農産物と石油類を除いたコア物価は1.9%上昇し、前月(2.0%)から小幅下落した。
全般的に指標が鈍化するなか、食品類の指標は品目によって相反する流れを示した。
生活実感に近い生活物価指数は2.6%上昇し、昨年7月(3.0%)以来の高水準となった。
魚、野菜、果物などの生鮮食品指数は前年同月比1.4%下落し、22年3月(マイナス2.1%)以来約3年ぶりにマイナスに転じた。
品目別では農産物が前年同月比1.2%下落したが、畜産物(3.8%)と水産物(3.6%)は上昇率が比較的大きかった。
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