同本部は、「韓米はロ朝軍事協力と武力紛争の分析によって導出された北の軍の戦略や戦術、戦力の変化など現実的な脅威をシナリオに反映し、韓米同盟の連合防衛体制と対応能力を向上させる」と説明した。
また、演習のシナリオと連携して陸海空、サイバー、宇宙など全領域にわたり合同野外機動訓練を拡大し、同盟の相互運用性を向上させて強化された拡大抑止力を示すと強調した。
今回の演習には在韓国連軍司令部の参加国も参加する予定で、中立国監督委員会が朝鮮戦争休戦協定の順守を確認する防衛的性格の訓練だという。
韓米は朝鮮半島で全面戦争が発生したと仮定した戦区級の合同演習を年2回実施しており、3月にFS、8月に「乙支フリーダムシールド(UFS)」を行う。
韓米合同軍事演習が行われるたびに「北侵演習」と強く非難してきた北朝鮮は、今回の演習に対しても反発すると予想される。
北朝鮮はFSを控えた今月2日、米原子力空母「カール・ビンソン」が韓国南部・釜山の海軍作戦基地に入港したことについて「戦略的水準の威嚇的行動を増大させる選択肢を慎重に検討する」と警告した。
Copyright 2025YONHAPNEWS. All rights reserved. 40