事故現場を訪れた金善鎬・国防部長官代行(左から2人目、共同取材)=6日、抱川(聯合ニュース)
事故現場を訪れた金善鎬・国防部長官代行(左から2人目、共同取材)=6日、抱川(聯合ニュース)
【抱川聯合ニュース】韓国の金善鎬(キム・ソンホ)国防部長官代行は6日、ソウル北方の京畿道抱川市で韓米合同の実弾射撃訓練中に戦闘機の誤爆事故が発生したことを受け、軍事訓練を全面中止すると明らかにした。

 金氏はこの日午後、成一鍾(ソン・イルジョン)国会国防委員長らと共に事故現場を訪れ、住民との懇談会を開催した。

 懇談会で金氏は「空軍が対策本部を立ち上げ、事故原因を調査している」とした上で、訓練は事故発生後に中止されており、徹底した安全点検を行った後に再開するよう指示したと説明。被害者に謝罪するとともに、さらなる被害が発生しないよう最善を尽くすと強調した。 

 この日午前10時ごろ、抱川市で韓米合同の実弾射撃訓練を行っていた韓国空軍の戦闘機が誤って民家に爆弾を落とし、多数の市民が重軽傷を負った。また、家屋や車両が破壊される被害が発生した。


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