KTとMSは2024年9月に提携。共同で韓国向けAIとクラウドサービスを開発し、事業を行うことを決めた。AXデリバリーセンターが、同事業を推進する中核組織となる。
同センターは3月中旬に発足し、年内に300人規模とする予定だ。うち200人はKT、100人はMSの社員となる。4~6月期中に発表する「韓国的AI」と「SPC(セキュア・パブリック・クラウド)サービス」の営業活動にも本腰を入れる。
韓国的AIは韓国語を処理するだけでなく韓国の社会や歴史、国家観も盛り込まれ、情緒や方式、知識を包括的かつ深く理解する。KTが自社開発したAIモデル「ミドゥム」をはじめ、MSとの協力を通じたAIモデルなどを活用し、韓国の独自性を反映したAIモデルの開発に集中投資する。
さらに、スタートアップとAXソリューションの共同開発も行う。このため2025年から、KTとMSが50対50の割合で投資する「AX戦略ファンド」を組成。KTが130億ウォン(約13億3725万円)を現金投資し、MSは画像処理装置(GPU)などの現物を同額寄付する。
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