“初恋アイコン”ダレン・ワン、保釈金で釈放
“初恋アイコン”ダレン・ワン、保釈金で釈放
映画「私の少女時代-Our Times-」(2015)で韓国国内でも有名な台湾俳優ダレン・ワン(33)が、殺人未遂の疑いで逮捕されたが、約2億ウォン(約2300万円)の保釈金を払って釈放された。

 5日(現地時間)ETトゥデイ、TVBSなど台湾メディアによると、ダレン・ワンはこの日、シンペイ(新北)地方裁判所に保釈金500万台湾ドルを納付して釈放された。ただ、出国および居住地は制限された。

 また、当初殺人未遂の疑いで取り調べを受けていたが、傷害教唆罪および違法な個人情報使用罪などに疑いが変更されたという。

 黒の帽子にマスクという格好で釈放されたダレン・ワンは、笑顔を見せた。取材陣が彼に、「あなたが殴打をあおったのか」「被害者に謝罪する意思はあるか」「ファンに言いたいことはあるか」など質問したが、答えなかった。

 ダレン・ワンは、5日午前に殺人未遂の疑いで逮捕された。彼は、送迎タクシーの運転手が気に入らないとして知人を使って、運転手を暴行するように斡旋(あっせん)した疑いを持たれている。

 ダレン・ワンは昨年4月、空港から送迎タクシーを利用した。当時、彼は運転が気に入らないとし、運転手と一度口論になった。

 2人の間の摩擦は、目的地に到着した後も続いた。彼は、車に所持品を置き忘れたが、タクシーのドアを開ける方法を知らず、窓を強くたたいて抗議したという。これをきっかけに、ダレン・ワンと運転手はお互いに悪口を言い合い、口論になった。

 ダレン・ワンはその後、財閥2世の知人にこの事件を打ち明けた。彼の知人は、ある人物に運転手を捜し出して暴行するよう指示して、運転手は病院に入院する程の重症を負ったことが分かった。

 このような事実は、警察がダレン・ワンの兵役逃れの疑いを調査する過程で、ひと足遅れて明らかになった。警察は、ダレン・ワンの携帯電話から彼が暴行を斡旋した状況や、運転手に暴行する映像を見つけたことが伝わった。また、彼はこの映像を他の人々に送り、自慢したことも明らかになった。

 先立って、ダレン・ワンは先月18日に兵役逃れの疑いで検察の取り調べを受けていた。

 当時、彼はブローカーに100万台湾ドル(約456万円)を支払い、心臓病などの持病を患っているように偽造された医療証明書を受け取り、兵役を逃れた疑いで逮捕された。

 その後、15万台湾ドル(約65万円)の保釈金を払って釈放された彼は、今月13日に入隊して1年間代替服務をする予定だ。しかし、彼が殺人未遂事件で逮捕されることにより、入隊が不透明になった状況だ。

 一方、ダレン・ワンは2008年に広告モデルとして芸能界デビューした。映画「私の少女時代-Our Times-」(2015)、日本映画「イタズラなKiss」が原作の中国映画「一吻定情」(2019)などに主演して活躍し、中華圏だけでなく韓国でも人気を集めている。
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