先月25日に開かれた弾劾審判の最終弁論の様子(憲法裁判所提供)=(聯合ニュース)≪転載・転用禁止≫
先月25日に開かれた弾劾審判の最終弁論の様子(憲法裁判所提供)=(聯合ニュース)≪転載・転用禁止≫
【ソウル聯合ニュース】韓国の尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領の罷免の可否を判断する憲法裁判所での弾劾審判をめぐり、世論調査会社の韓国ギャラップが実施した調査によると、罷免に賛成する意見は60%、反対する意見は35%だった。調査は満18歳以上の1003人を対象に4~6日に実施された。 

 前回調査(2月25~27日)に比べ、賛成の割合は1ポイント上昇し、反対の割合は横ばいとなった。

 保守層では罷免に賛成する意見が29%、反対する意見が69%だったのに対し、革新層では92%が賛成、6%が反対だった。

 中道層では71%が賛成、22%が反対で、前回調査と比べると賛成の割合は1ポイント上昇し、反対の割合は1ポイント下落した。

 支持政党別にみると、革新系最大野党「共に民主党」支持層の98%は罷免に賛成し、保守系与党「国民の力」支持層の87%は反対した。支持政党がない無党派層は66%が罷免に賛成、13%が反対と答えた。 

 年齢層別では18~29歳が賛成66%・反対26%、30代が賛成59%・反対31%、40代が賛成77%・反対21%、50代が賛成66%・反対31%、60代が賛成48%・反対49%、70代以上が賛成39%・反対53%だった。

 韓国ギャラップは「20~50代では10人中6~7人が罷免に賛成し、60代では賛否が分かれた」と分析した。


Copyright 2025YONHAPNEWS. All rights reserved. 40