6日に事故現場を訪れた金善鎬氏(右、共同取材)=(聯合ニュース)
6日に事故現場を訪れた金善鎬氏(右、共同取材)=(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】韓国の国防部は7日、ソウル北方の京畿道抱川市で韓米合同の実弾射撃訓練を行っていた韓国空軍の戦闘機が誤って民家に爆弾を落とす事故が前日発生したことを受け、同部の金善鎬(キム・ソンホ)長官代行を本部長とする事故対策本部を設置したと発表した。

 金氏はこの日出した報道資料で「今回の事故で被害にあった住民の皆さんに心より謝罪申し上げる」として「軍はすべての能力を結集して被害復旧および賠償などを通じて早期に日常生活が戻るよう最善を尽くす」と述べた。

 また徹底した調査を通じて事故原因を明確に糾明し、事故再発防止のために必要な措置と対策を徹底的に講じると表明した。

 事故による被害に対する軍の賠償問題も本格的に進められる。

 一方、軍は今回の誤爆事故の負傷者が民間人15人、軍人14人の計29人と発表した。近くにある第6師団に所属する部隊にも爆弾が3発落ち、将兵が負傷した。当初負傷者は15人とされていた。

 国防部の関係者は「現在入院して治療を受けているのは民間人7人、軍人2人であり、20人は治療を受けて帰宅した」とし、重傷者は民間人2人と説明した。負傷者には外国人も含まれているという。


Copyright 2025YONHAPNEWS. All rights reserved. 40