中国の大口商品価格指数、2月は112.6…前月比1.3％増＝中国報道

中国物流購買連合会がこのほど発表した内容によると、2月の中国の大口商品価格指数は前月より1.3％上昇した112.6だった。

春節（旧正月）後、企業の生産が早い段階で再開され、消費の回復により、大口商品価格指数が前月より上昇した。例年の水準を上回っている。

同連合会が重点的にモニタリングした50種類の大口商品のうち、2月の価格が前月より上昇したのは25種類だった。

業種別では、農産物、非鉄金属、黒色金属、化学工業の価格指数が上昇した。うち、農産物価格指数は前月比で3.5％上昇し、2か月連続の上昇となった。これは消費市場の成長の勢いが比較的強いことを示している。

また、自動車、家電などの製造業の好調やインフラ投資の加速に伴い、鋼材市場の需要が高まった。これが鋼材価格の支えとなり、黒色金属価格指数の下げ止まりにつながった。