食費高騰で需要が高まる軽めの昼食、各社から製品が続々=韓国
食費高騰で需要が高まる軽めの昼食、各社から製品が続々=韓国
食品会社のサムリプは、1900ウォン(約194円)で販売している大型サイズの「ランチパン」シリーズの販売が、発売から2週間で50万袋を突破したと発表した。同社の関係者は「学生と会社員を中心に軽い食事をするトレンドが広がり、費用対効果の優れた製品が好評だ」と話している。

食費の高騰で、軽い昼食を好む傾向が広がっている。市場調査会社マクロミルの韓国子会社マクロミル・エムブレインによる19~59歳の会社員1000人を対象とした調査によると、2024年における昼食代は平均9000ウォン(約923円)台が最大の24.7%を占めた。

ロッテウェルフード(旧ロッテ製菓)は食事を代替する菓子の新ブランド「コンフォート・イーツ・イナフ」を立ち上げ、クッキーやシェイクなど6製品を発売した。健康と時間を効率的に管理できる点を狙ったという。

このほかヨーグルトを食事として食べる需要も高まっている。健康管理とダイエットに対する関心が膨らみ、ヨーグルトが良質でたんぱく質を摂取する需要を受けてのことだ。これに対しプルムウォンダノンは、通常サイズの1.7倍となる150グラム入りの「アクティビア150g」を発売した。同社の関係者は「中・大容量サイズのヨーグルト販売に注力する」と述べている。
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