マットレス大手の米シーリーが新工場を建設、同社としてアジア最大規模=韓国
マットレス大手の米シーリーが新工場を建設、同社としてアジア最大規模=韓国
米国のマットレスメーカー、シーリーが6月、韓国で同社工場としてアジア最大規模のマットレス工場を着工すると発表した。完工は2026年の予定だ。

これに先立ちシーリーの韓国法人シーリーコリアは2016年、キョンギド(京畿道)ヨジュ(驪州)に工場を設立していた。新工場は既存の工場付近に位置し、建物の1階あたりの面積は1万4000平方メートルとなる予定だ。

原材料の保管から完成品の製造、出庫までの全過程を行う総合生産施設として運営される。韓国市場の急成長を受けた需要増加に対応するため、本社であるテンピュール・シーリーと、アジア・太平洋を統括するシーリー・オーストラリアが、韓国への投資を決定した。

アジア・太平洋地域を統括するサイモン・ダイヤー会長は2024年6月に韓国を訪れた際「シーリーコリアは、世界のテンピュール・シーリーの中で最も急成長している市場」と話している。

シーリーコリアのユン・ジョンホ代表は「新工場はシーリーコリアによる、これまでの成長の足跡であると同時に、今後30年以上続く経営ビジョンを実現するための重要な起点になる。今後世界におけるシーリーの中核製造基地・ハブとしての役割を担っていくだろう」と述べている。
Copyrights(C) Edaily wowkorea.jp 101