◇「ダークブルー」単色の陰陽マーク
大韓航空は11日、ソウル本社の格納庫でイベント「ライジングナイト」を開き、ロゴをはじめとする新しいCIを披露した。
新しいロゴは同社のシンボルである陰陽マークと英文社名「KOREAN AIR」を並べた形となっている。シンボルは既存の陰陽マークを維持するものの、色は濃い青色の「大韓航空ダークブルー」の単色とした。
大韓航空は無駄を省いた表現で現代的なイメージを表し、総合航空会社として追求するモダンさを強調したと説明した。また韓国のナショナルフラッグキャリアにふさわしい上質なブランドイメージを単色のロゴに込めたと説明した。
同社はシンボルデザインの変更について、モダンさとミニマリズムを追求する主要グローバル企業の傾向に歩調を合わせながら、大韓航空の伝統を継承したと紹介した。
ブランドイメージを統一するため専用の書体とアイコンも開発した。
◇ボーイング787―10から新デザインに あすから運航
大韓航空はこの日、新たなデザインで塗装された航空機も公開した。
同社の新しいロゴは昨年7月に導入されたボーイング787―10が最初に身にまとった。同機は12日午前に仁川を出発し成田空港に向かうKE703便に初めて投入される予定だ。
新しいデザインの航空機には「KOREAN AIR」から「AIR」を除いた「KOREAN」が大きな文字で記された。大韓航空は「韓国を代表する航空会社としての自信を示すためにこのようなデザインを採択した」と説明した。
社名から「AIR」や「AIRLINE」を抜いて国籍だけを機体に記す方式は米アメリカン航空の「American」、スイス国際航空の「Swiss」、オーストリア航空の「Austrian」、タイ国際航空の「Thai」などの例がある。
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