ソウル南部地検金融調査1部は11日、特定経済犯罪加重処罰法に基づく詐欺・横領および公文書偽造・行使の疑いで、太陽光発電所施工会社の代表であるチャン某氏(44)を不拘束で起訴したと発表した。
検察によると、チャン氏は2020年6月から2021年12月までの間に、工事進捗度を虚偽に記載し、監理検討意見書を偽造するなどの手口で、太陽光ファンド運営会社から911億8000万ウォンを借り入れて詐取した疑いがある。また、会社の資金である80億7800万ウォンを引き出し、仮想資産の購入など私的な用途に使った疑いも持たれている。
チャン氏は工事代金の半分を前金として受け取ることを利用し、事業を無分別に拡大、売上を増加させていたことが調査で明らかになった。
彼はコロナ禍や工事現場近くの住民による太陽光発電所建設取消訴訟の提起などで財政状態が悪化すると、前金を事業権開発費や金融費用に使い、会社の資金を横領していたという。
Copyrights(C) Herald wowkorea.jp 104