ソウルの日本大使館近くに設置されている「少女像」=(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】旧日本軍の慰安婦被害者を象徴する「少女像」に「竹島は日本固有の領土」と書かれたくいを縛りつけ、被害者らの名誉を毀損(きそん)した罪などに問われている日本人、鈴木信行被告が12日、ソウル中央地裁で開かれた公判を欠席した。地裁は公判を4月30日に延期した。被告は2013年9月の初公判以降、一度も出廷しておらず、公判の延期は27回目となる。
鈴木被告は12年6月にソウルの日本大使館前の少女像にくいを縛りつけて慰安婦被害者の名誉を毀損したとして、13年2月に在宅起訴された。適法に召喚状を受け取ったが、公判に出席していない。
日本政府は韓国法務部の犯罪人引き渡しの請求に回答していない。
Copyright 2025YONHAPNEWS. All rights reserved. 40