12日、JTBCによると、JMSの中で出会い結婚した両親の下で生まれたA氏は、敬虔なJMS信徒だった。
ところが最近、A氏はあるドキュメンタリーの性的搾取映像を見た後、その信念が崩れ、脱会者を通じて元の映像を確認し、脱会を決意した。その映像は、女性信徒が裸で教主であるチョン・ミョンソク氏を「主」と呼ぶシーンなどが含まれているものだった。
しかし、この映像により、A氏は最近、性暴力処罰特例法による違法撮影物流布容疑で訴えられた。A氏はJMS内で最も親しかった友人にこの事実を知らせそうとして映像を友人に送ったからだ。
A氏はしばらくして違法撮影物流布容疑で訴えられた。映像の中の女性信徒5人がA氏を訴えたもので、全員がJMSの幹部だった。
これにより、A氏は6日に警察の調査を受けた。A氏の弁護人は「客観的な行動があったという理由だけで被疑者として立件し、検察に送致すると結論を出していた」と明らかにした。
また、警察はA氏に映像を提供した脱会者も検察に送致したが、検察の補完捜査要請を受けた状態だ。
反JMS活動家のキム・ドヒョン氏は「性的搾取に対する証拠物として、友人にカルト集団から抜けてほしい思いで見せたものなのに、これを犯罪と見るのはひどすぎるのではないか」と声を上げた。
これに対し、チュンチョンナムド(忠清南道)警察庁側は「調査がまだ進行中」と言葉を濁し、JMS側は「信者たちが個人的に告訴したもの」という立場を示した。
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