AIが弁護士試験に合格、リーガルテック企業のモデルで正答率7割=韓国
AIが弁護士試験に合格、リーガルテック企業のモデルで正答率7割=韓国
リーガルテック企業のロー&カンパニーが自社開発した人工知能(AI)法律秘書「スーパーローヤー」が「第14回大韓民国弁護士試験」の選択式試験で74%の正答率を上げ、合格したと発表した。

これまでの同社による最高記録は2023年の53.3%だったが、今回はこれを大きく上回った。計150問中、111問が正答となっている。これは直近5年間における弁護士試験の選択式試験における合格者の平均正答数(103問)を上回る。

こうした結果は米オープンAIによる「GPT-4.5 Claude 3.7 Sonnet」をはじめとした最新AIモデルの正答率をも越えるものとなっている。「GPT-4.5 Claude 3.7 Sonnet」に同一の試験問題を入力して評価した結果、正答率は49.3%にとどまった。

スーパーローヤーは2024年7月、同社が法律家を対象に提供を開始した生成AI法律秘書サービスだ。大規模言語モデル(LLM)を活用しており、これにロー&カンパニーによるアーキテクチャを適用している。同社が保有する495万件の判例や法令データなど膨大な法関連データを含んでいる。また最近では、法律関連書籍の出版社である博英社による約600冊の法律書を学習していた。
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