(写真=キム・ウニ元議員のフェイスブックから)
(写真=キム・ウニ元議員のフェイスブックから)
元テニス選手で与党国民の力から比例代表で国会議員を務めたキム・ウニ元議員がクーパンやコンビニエンスストアでアルバイトをしながら生活苦を乗り越えた近況を伝えた。

13日、キム元議員は自身のフェイスブックに「この文章を書くまでたくさんの勇気と時間が必要だった」と書き込んだ。

キム元議員は2024年の1月5日、国民の力の比例代表だったホ・ウナ議員が改革新党に合流して離党し、その後を引き継いだ。キム元議員が国会議員の職を遂行した日数は、同年の5月29日までの146日間だ。

ところが、キム元議員が短い国会議員の任期を終えて本業のテニスコーチに復帰した時、試練が訪れた。キム元議員は「私は昨年の5月に国会議員の任期を終え、6月からテニスコーチに復帰したが、7月に行われた国民の力の党大会に出馬し、本業のテニスコーチの仕事に集中できなかった」として「テニス練習場の経営状況がさらに悪化し、財政状態をきちんと把握した時にはすでに運営が不可能な状況だった」と語った。

結局キム元議員は昼夜を問わずアルバイトを始めた。キム元議員は「好転しない財政状況の中で心配と不安で不眠症になり、どうせ一睡もできずに徹夜するならその時間にお金を稼ごうという考えで、深夜のアルバイトを探した」と語り、「レッスンのない深夜にコンビニエンスストアやクーパンのアルバイトをしながら粘り強く耐えた」と回想した。

さらに「そのような生活の中で、1週間に2日か3日は30時間以上一睡もできず、ひどい時には84時間一睡もできなかった日もあった」と語り、「深夜にコンビニエンスストアでアルバイトをしている時に知り合いに会ったらどうしようという心配も少しはあったが、ある日地元のビリヤード場の経営者に会って何気ない会話をし、社長が帰った後一人でずっと泣いていたこともあった」と話した。

さらに「私はあの当時、元国会議員という肩書があまりにも重かった」と付け加えた。

キム元議員は「今まで私を応援してくださった方々と家族の信頼のおかげで頑張ってこれた。現在は平日にはアルバイトできないほどテニス練習場の経営状況が良くなった」と語り、「より良い未来のために大きな努力と多くの労働をする人々には、より大きな補償と機会が与えられなければならず、不安定な環境に置かれた人々には国家とすべての国民が暖かい手を差し伸べなければならない」と話した。
Copyrights(C) Edaily wowkorea.jp 107