弾劾審判は先月25日に結審し、当初は今月14日に宣告が行われる可能性が高いとみられていた。過去の大統領の弾劾審判では、最終弁論から約2週間後の金曜日が宣告日となったためだ。しかし、結審から17日経ったこの日も宣告は行われなかった。
宣告が来週になれば歴代大統領の弾劾審判で宣告までの期間が最長となる。
また、昨年12月14日に国会で尹大統領の弾劾訴追案が可決されてからこの日で90日となる。盧武鉉(ノ・ムヒョン)大統領と朴槿恵(パク・クネ)大統領(いずれも当時)の弾劾審判では弾劾訴追案可決から宣告までそれぞれ63日、91日かかった。
このため来週半ばから後半ごろに宣告が行われる可能性が高いとみられる。通常、宣告の2~3日前に宣告日が通知されることから、憲法裁が来週初めに宣告日を通知し、19~21日ごろに罷免の是非を言い渡すとの見方が出ている。
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