打ち上げられる衛星「チンジュサット1B」(晋州市提供)=(聯合ニュース)≪転載・転用禁止≫
打ち上げられる衛星「チンジュサット1B」(晋州市提供)=(聯合ニュース)≪転載・転用禁止≫
【晋州聯合ニュース】韓国で初めて地方自治体の主導で開発された超小型衛星「チンジュサット1B」が打ち上げられた。

 韓国の慶尚南道晋州市は16日、チンジュサット1Bが15日午後(日本時間)に米カリフォルニア州のバンデンバーグ宇宙軍基地からスペースX社のロケットで打ち上げられたと発表した。ロケットから分離後、韓国産業技術試験院との交信に成功した。

 カメラ3台を搭載した2U(1Uは横・縦・高さがそれぞれ10センチの立方体)の大きさの超小型衛星で、準備が整い次第3カ月間、地球を撮影する。

 晋州市は2023年11月、「チンジュサット1」を打ち上げたが、失敗していた。同市は27年下半期の打ち上げを目標に海水温などを観測できるセンサーを搭載した6Uの大きさの衛星「チンジュサット2」を開発する計画だ。


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