中国BYD、韓国に中古車輸入・流通法人を新設
中国BYD、韓国に中古車輸入・流通法人を新設
世界の電気自動車1位で、最近韓国の国内市場に進出した中国のBYDが韓国に中古車輸入・流通法人も新設した。

自動車業界によると16日、BYDは最近、自動車輸入・販売法人「BYDコリアオート」を設立した。BYDコリアとは別の法人として中古車の輸入、流通・販売・あっせんなどを担当する。新車販売はBYDコリア、中古車販売および流通はBYDコリアオートがそれぞれ担当する。

BYDがことし初めに発売した「ATTO3」の価格は3000万ウォン(約310万円)台前半で、中国内の中古車を輸入する場合は、より安い価格で販売できるものとみられる。中国内の中古車は供給過剰で在庫日数が長くなり、価格が下落している。中国自動車ディーラー協会によると、昨年11月基準で中国における中古車の平均価格は6万3900人民元(約130万円)で下落傾向を見せている。

一方、BYDコリアが韓国国内の乗用車市場に進出してから2か月ほど経ったが、補助金算定の遅延や個人情報流出の恐れなど、さまざまな悪材料に直面しながら苦戦している。このような中、BYDの韓国市場シェア拡大戦略の1つだったレンタカー市場の攻略すら実行できずにいることが分かった。
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