この日、メディアの報道によると、警護処は13日に懲戒委員会を開き、幹部A氏の解任を決議した。警護処の規定に基づくと、これは「免職」に次ぐ重い処分だという。
警護処はA氏の解任に関して、「まだ確定したことではない」とし、「詳細は機密事項であり公表できない」と述べた。
該当の幹部は、尹大統領に対する2回目の逮捕状執行前の幹部会議において、大統領の武力使用検討指示やキム・ソンフン警護次長の武装指示に反対の意見を述べたとされる。A氏の待機措置について、指示に従わなかったために不利益を受けたのではないかとの見解も出ている。
警護処は当時の声明で、「対象者は1月に某ホテルで国家捜査本部の関係者2名と会い、軍事主要施設の位置など内部情報を伝達した事実が確認されており、その他の外部経路を通じて機密事項を漏えいした疑いがある」と反論していた。
A氏は1月、国会内乱国調特委の公聴会に出席した際、金次長から任務を外されたことについての質問に「そのとおり」と答えている。A氏は逮捕状の1回目の執行が失敗した後、国家捜査本部の関係者と会った背景について、「国を心配する知人の紹介で会った。1回目の逮捕状執行後の警察や警護処の雰囲気について30分間意見を交わした」と説明した。
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