優勝賞金14万4000ドル(約2100万円)を獲得したパク・ボギョムは通算3勝を記録した。
パク・ボギョムはトップタイでスタートした同じ組のユ・ヒョンジョを相手に1番ホールでバーディーを決めて一歩リードし、ユ・ヒョンジョが2番ホールでボギーを叩いてさらに差を広げた。パク・ボギョムは12番ホールでティーショットをミスしたが10メートル超の距離のバーディーパットを成功。17番ホールではティーショットがバンカーに入り危機を迎えたがパーで防ぎ、勝利を確定した。
コ・ジウはこの日、7打縮めて2位に上がり、イ・ガヨンが単独3位になった。ユ・ヒョンジョは4位タイで大会を終えた。 パク・ボギョム、コ・ジウ、ユ・ヒョンジョ、マ・ダソム、チョン・イェソンと、トップ10のうち5人がサムチョンリ(三千里)の所属であり、目を引いた。
昨年、開催に成功した本大会は、今季KLPGAツアーの開幕戦として開かれ、規模を拡大してことしは4日間、72ホールストロークプレーで韓国、日本、中国の選手たちが熱い争いを繰り広げた。
日本からは、今大会出場選手の中で最も上位となる世界ランキング14位の山下美夢有が出場し、「目標は優勝」と意気込みを見せていたが惜しくも11位タイに終わり、高木優奈が33位タイ。中国のリー・シューインは4位タイを記録した。
パク・ボギョムは試合後「開幕戦から優勝できてありがたいし、1人で成し遂げた優勝ではなく、多くの方に助けがあったから。また、昨シーズンの優勝の時から、そしてオフの合宿で準備していたことがうまくいったし、それが間違っていなかったことを証明する試合だった。このようにシーズンをうまくスタートできたので、最後までうまくいけたらいいと思う」と優勝の感想を述べた。
また、今シーズンの目標は「ただ1勝以上にしようと思ったが、またこうしてスタートから1勝を収めたのだから、シーズン中にもう1勝するためにまた着実に、熱心にしなければならないのではないかと思う。もちろん優勝というのは簡単ではないということをきょうも改めて感じたが、最善を尽くしていきたい」と締めくくった。
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