2023年における韓国のデジタルヘルスケア産業市場の規模は、6兆4930億ウォン(約6673億5054万円)で、前年比13.5%増加した。
ソフトウェアを含む医療機器の成長に後押しされ、デジタルヘルスケアデータの収集・処理用製品と付属品の製造業が1兆6773億ウォン(約1719億7708万円)と、全売上高のなかでも最大を占めた。
デジタルヘルスケア産業の従事者は4万4201人で、11%増加した。職務別では研究開発が37.3%ともっとも多く、これに設計・デザイン、品質管理などが続いた。
海外との取引実績がある事業者は9%にとどまったが、輸出額は6944億ウォン(約713億4689万円)と10.8%増加した。
市場競争が本格化し、事業者の平均運営機関は11.4年と3年減少。大企業に業務が集中することで、法人および本社・本部の運営期間はそれぞれ18.4%、26.7%増加した一方、会社以外の法人単独事業者はそれぞれ14.4%、23.1%減少している。
従事者が感じる課題としては、輸出活動時の現地情報の不足(44.9%)や、ネットワーク不足(39.1%)、資金不足(36.6%)が挙げられた。
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