「救急車の過失の可能性100%」...「偽サイレン」暴走で歩行者意識不明に=韓国
「救急車の過失の可能性100%」...「偽サイレン」暴走で歩行者意識不明に=韓国
韓国でサイレンを鳴らしながら走行していた民間救急車が、横断歩道の信号を待っていた歩行者に衝突する事故が発生した。

 18日、JTBCの報道によると、今月8日午前11時ごろ、ソウル市サンボン(上峰)洞で20代A氏が運転していた民間救急車がSUVと衝突した後、歩道に突進した。

 今月14日、YouTubeチャンネル「ハン・ムンチョルTV」はこの事件を紹介した。情報提供者であるSUVの運転手C氏は、事件当時、直進信号で交差点を通過していたところ、右側からサイレンを鳴らして走ってきた救急車を発見した。避けようとして急いでハンドルを切ったが間に合わず事故に遭った。

 C氏は「サイレンの音を認識したのは追突の直前だった」とし、「認識すると同時にハンドルを切ったが、すでに遅かった」と話した。

 自動車事故専門弁護士のハン・ムンチョル氏は「この事故は救急車の過失の可能性が100%ありそうだ」とし、「救急車が非緊急状況でサイレンを鳴らして走ってきた事実と、距離的にサイレンの音だけでは避けられなかったという事実を証明する必要がある」とアドバイスした。

 警察の調査でA氏は「居眠り運転をした」と主張したという。警察はA氏に対する拘束令状申請を検討している。
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