訪ロの目的は明らかにしなかったが、経済協力について議論するとみられる。
協力委員会は昨年11月、平壌で11回目の会議を開き、農業や科学技術、保健、観光などさまざまな分野での協力について話し合った。当時、金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長(朝鮮労働党総書記)は訪朝したロシアのコズロフ天然資源環境相を庁舎の外で出迎えるなど厚遇した。
一方、保健省のチョン・ソルリョン次官が率いる実務代表団も17日、ロシアに向けて出発した。
14日に平壌入りしたロシアのルデンコ外務次官らの代表団は訪朝を終えて帰国した。ルデンコ氏は崔善姫(チェ・ソンヒ)外相やキム・ジョンギュ外務次官とそれぞれ会談した。訪朝の主な目的は両国が昨年結んだ「包括的戦略パートナーシップ条約」の履行確認とみられる。ウクライナに侵攻するロシアを支援するための北朝鮮の追加派兵や捕虜の送還などについても議論した可能性がある。
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