「日中韓外交長官会議」今月22日日東京で開催
「日中韓外交長官会議」今月22日日東京で開催
韓国チョ・テヨル外交部長官が3月21日から22日まで日本を訪問し、第11回日中韓外相会議に出席する。

18日、イ・ジェウン外交部報道官は「チョ長官は21日金曜日に日本側が主催する公式歓迎晩餐会に出席し、22日土曜日には岩屋毅日本外相、王毅中国共産党中央外事弁公室主任兼外交部長とともに、第11回日中韓外相会議を開催する」と明らかにした。

日中韓外相会議は、2007年6月チェジュ(済州)島で開催された第1回会議以降、2023年11月の第10回会議まで定期的に開かれている。

今回の会議では、3カ国の外相が昨年5月に開催された第9回日中韓首脳会議以降の3カ国協力の進展状況を評価し、今後3カ国協力の発展方向や地域・国際情勢について幅広く意見を交換する予定である。

米国ドナルド・トランプ政権2期目発足後、地域の安全保障・経済状況をはじめ、交流促進、少子高齢化対応の協力などについて議論されるとの見方が出ている。

また、日中韓首脳会談の開催を控え日程調整なども行われる見通しだ。昨年5月、日韓首脳と中国の李強首相は会議を定例化し、3カ国の協力を推進することで合意した。

今回の会議をきっかけに、日韓、中韓の二国間会談も開催される。特に、今回の中韓外相会談では習近平中国国家主席の訪韓問題も議題に上がる予定で、注目を集めている。

韓国はことし11月、キョンジュ(慶州)でアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議を開催する。中国は来年APEC議長国であり、両国はAPECの成功に向けた協力に共感を示している。

これに先立ち、ウ・ウォンシク韓国国会議長も2月に中国を訪問し、習主席の訪韓を要請した。習主席もこれに対し前向きな反応を示した。習主席の訪韓が実現すれば、2014年7月以来11年ぶりとなる。

日本とは、日韓国交正常化60周年の共同事業の進捗状況を確認する予定である。

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