「経済的に育てられない」…新生児を他人に渡した母親7人、執行猶予に=韓国
「経済的に育てられない」…新生児を他人に渡した母親7人、執行猶予に=韓国
経済的な理由から子どもを育てることができないとして新生児をインターネットを通じ他人に渡した母親らが懲役刑の執行猶予を宣告された。

18日テグ(大邱)地方裁判所は私生児を他人に渡した容疑(児童福祉法違反)で起訴されたA被告(27)ら母親7人に懲役6か月、執行猶予2年をそれぞれ宣告したと明らかにした。また、40時間の児童売買再犯予防講義の受講も命じた。

A被告らは2009年から2017年の間にそれぞれ子どもを出産した後、インターネットで知り合ったB氏に新生児を渡した容疑で裁判にかけられた。

被告人のうち5人はB氏から病院費用を代納された。B氏も同じ容疑で起訴され裁判が行われている。

B氏は児童・青少年などと関連した機関に従事してはいないと捜査機関の関係者は明らかにした。

裁判部は、「違法に養子に出したり遺棄する方法で自身が保護・養育すべき子どもを渡したが、B被告が実際に養育する意思でこの子どもを連れて行き、比較的きちんと育ててきたとみられる点などを酌量した」と説明した。
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