「目を開けると裸に」…出所2か月後に女性客を性的暴行した元軍人=韓国
「目を開けると裸に」…出所2か月後に女性客を性的暴行した元軍人=韓国
強制わいせつの容疑で国軍刑務所に服役していた元軍人が、出所から2か月後に代理運転手として働きながら女性客に性的暴行を加える事件が発生した。

18日JTBC「事件班長」によると、被害者Aさんは昨年10月、友人と酒を飲んだ後、帰宅するためアプリを利用して代理運転の運転手を呼んだ。

会社で半休を取って酒を飲んだAさんは午後3時30分ごろ代理運転手が運転する車に乗った後に眠ってしまい、約1時間が過ぎたころ目を開けると、後部座席に裸で横になっていた。代理運転手は目的地に着いてもAさんが起きなかったため、近くの空き地に移動して犯行に及んだという。

Aさんは、「目を開けると自分の服が全て脱がされた状態で、加害者は下衣を全て脱いだ状態だった」とし、「私が大声を出し続けると、後部座席から前の座席に移動して逃げた」と主張した。この過程で代理運転手は証拠を残さないようにドライブレコーダーの電源まで切ったと把握された。

代理運転手が車外に出た隙にAさんは車のドアをロックして警察に通報し、結局運転手は車の周りをうろうろしているところを警察官に現行犯で逮捕された。代理運転手の携帯電話からはAさんを違法に撮影した映像物まで発見された。

警察の調査の結果、加害者は過去に強制わいせつの容疑で国軍刑務所に2年間収監されていた元軍人で、出所してから2か月が経った時点だった。加害者はAさんに謝罪もせず示談金を提示し、妻に知らせないようにと頼んだという。

Aさんは、「ひどいPTSDを発症し精神的に耐え難く、精神病院に入院していた」とし、「加害者の量刑を少しでも重くするため、周囲の人に性的暴行と違法撮影の被害の事実を伝え嘆願書をもらっている。恥をさらけ出すことだが、被告人が強く処罰されることを切に願う」と話した。

一方、代理運転会社側は、「この運転手がこれ以上働けないように措置を取る」としながらも、「再発防止のため努力するが、運転手の犯罪履歴を確認するのには難しい部分がある」と答えた。
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