ミン・ヒジン氏(資料写真)=(聯合ニュース)
ミン・ヒジン氏(資料写真)=(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】韓国の芸能事務所、ADOR(アドア)と専属契約を巡り対立し、グループ名を「NJZ」に変更すると発表したガールズグループNewJeans(ニュージーンズ)の育ての親として知られ、同社の代表取締役を解任されたミン・ヒジン氏が、悪質な書き込みを行ったネットユーザーを相手取り起こした損害賠償請求訴訟で一部勝訴したことが19日、分かった。

 法曹界関係者のよると、ミン氏がネットユーザー8人を相手取り2400万ウォン(約250万円)の損害賠償請を求めた裁判で、ソウル中央地裁はネットユーザー4人に対しミン氏に5万~10万ウォンを支払うよう命じる原告一部勝訴の判決を言い渡した。

 法曹界関係者のよると、自身に関連するニュースのコメントで中傷され精神的苦痛を受けたとしてミン氏がネットユーザー8人に1人当たり300万ウォンの損害賠償を求めた裁判で、ソウル中央地裁はネットユーザー4人に対し5万~10万ウォンを支払うよう命じる原告一部勝訴の判決を言い渡した。

 同地裁は、支払いを命じられたネットユーザーの書き込みが「原告に対する侮辱的で軽蔑的な人身攻撃であり、単なる意見表明の限界を超えた」とし、「原告の社会的評価を低下させる抽象的判断や軽蔑的な感情表現だった」と判断した。残り4人の書き込みについては侮辱的・軽蔑的な意味が軽微だったとして訴えを棄却した。


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