憲法裁の裁判官はこの日も評議を行った。
宣告前後の安全確保のために警察やソウル市、区などと協議する時間が必要なため、宣告の2日前には各方面に通知する必要があるとされ、憲法裁が当日や前日に宣告日を告知する可能性は低いとみられている。
2017年の朴槿恵(パク・クネ)大統領(当時)の弾劾審判では2日前の3月8日午後5時すぎに宣告日を発表し、10日午前11時に決定を出した。
20~21日に宣告日の発表があれば、早ければ来週初めに、遅くとも28日までに決定が言い渡されるとみられる。
尹大統領の弾劾審判は先月25日に結審した。結審から宣告までの期間、弾劾訴追案可決から宣告までの期間のいずれも盧武鉉(ノ・ムヒョン)元大統領と朴元大統領の弾劾審判を上回ることになった。
決定が遅れている理由については争点の細部に対する検討が終わっていないという見方や、「全員一致」の結論を出すため調整中との見方、決定文の内容を協議中との見方など、評議内容の公開が禁止されているため、憶測だけが飛び交っている。
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