ユン・ソクヨル大統領弾劾審判の法律代理人であるキム・ケリ弁護士は、彼の配布物の内容をSNSで共有し、「謹んで故人の冥福を祈る」と伝えた。
キム弁護士は今月19日、SNSを通じて「7日、弾劾政局下で焼身自殺を試みた方が亡くなったというニュースを聞いた」と切り出した。
続いて、「(関連記事の)コメント欄には、それでも人間なのかと思うような、故人を嘲笑するコメントが見られる」とし、「悪質なコメントをする人、あなたたちが死んだ時も同じように嘲笑を受けなさい。いや、安っぽいコメントを排泄しているあなたたちの生と死は嘲笑すら受けられず、誰も覚えていない人生になるだろう」と付け加えた。
キム弁護士は「故人が叫びたかった言葉を掲載する」と配布物を写真で伝えた。
警察などによると、今月7日正午ごろ、ソウル市中区の都市建築展示館の屋上で焼身自殺を試みた男性A氏(79)が19日午後1時ごろ、ソウルのある火傷専門病院で治療を受けたが死亡した。
A氏が体に火をつける前にばら撒いた配布物は、「私は若くて進歩的でした」と始まる。共に民主党のイ・ジェミョン代表など野党を非難し、尹大統領を支持する内容が書かれていた。
「背後に隠れた従北勢力の陰謀が凄まじかった」と主張したA氏は、警察、裁判所、憲法裁判官、中央選挙管理委員会委員などを「親中勢力」と呼んだりもした。また、「ユン・ソクヨル大統領万歳」というフレーズも書かれていた。
同日、裁判所がユン大統領の拘束取消請求を受け入れたことで、ユン大統領が収監されている京畿道義王市のソウル拘置所とソウル龍山区漢南洞の大統領官邸前に支持者が集まり、緊張感が高まっている状況だった。
ユン大統領の支持者が焼身で死亡したのは今回が2回目だ。
これに先立ち、今年1月15日、公職者犯罪捜査処によるユン大統領の逮捕当時、公捜処がある京畿道果川市の政府果川庁舎付近で焼身自殺を試みた50代の男性が同月20日に死亡した。
■自殺を防止するために厚生労働省のホームページで紹介している主な悩み相談窓口
●こころの健康相談統一ダイヤル:0570-064-556
●よりそいホットライン:0120-279-338、岩手県・宮城県・福島県から:0120-279-226
●いのちの電話:0570-783-556
Copyrights(C) Edaily wowkorea.jp 88