商標警察は先月13日から24日まで明洞周辺で集中取り締まりを行い、偽造品販売店6カ所から3544点を押収した。正規品なら計200億ウォン(約20億円)相当の価値になるという。
客引きを使って外国人観光客を店舗に誘い込み、隠しておいた偽造品を偽造のレベルごとに「SA級」「ミラー級」などと紹介して販売していたことが分かった。特に女性観光客を狙っていたという。
業者らは普段は店を閉めておき、客引きが連れてきた観光客に偽造品を販売し、再び店を閉めることで捜査機関の取り締まりを避けてきたことが確認された。
商標警察はこのような販売手法に対応するため、昨年6月ごろから捜査を続けていた。
商標警察は明洞周辺での偽造品販売の根絶に向け、今後も取り締まりを続ける方針だ。
特許庁の担当者は「偽造品の販売は他人の財産権を侵害する重大な犯罪行為」とし、国のイメージを失墜させる偽造品の流通根絶のために取り締まりを強化し、製造や流通経路などの捜査も進める計画と話した。
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