国会はこの日、本会議を開き‘尹錫悦大統領夫人である金建希株価操作事件などの真相究明のための特検捜査要求案(金建希常設特検)’を上程し、票決を行った。投票の結果、在席議員265人のうち、賛成179人、反対85人、棄権1人で通過した。
金建希常設特検はドイツモータース・サンブ(三扶)土建・ウリ技術などに対する株価操作疑惑、コバナコンテンツ展示会賄賂性協賛疑惑、ブランドバッグ授受疑惑、大統領執務室官邸移転介入疑惑、イム・ソングン前海兵隊1師団長救命ロビー疑惑など、11の疑惑を捜査対象にしている。
特検は、国会特検候補者推薦委員会が候補2人を推薦し、大統領がこのうち1人を任命する。派遣検事は最大5人、派遣公務員は最大30人となる。捜査期間は60日で、1回に限って30日まで期間延長が可能だ。また、常設特検は一般特検と異なり、大統領が再議要求権(拒否権)を行使することはできない。
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