19日、ソウル北方・坡州市の訓練場で「フリーダムシールド」の訓練を行う韓国陸軍の将兵=(聯合ニュース)
19日、ソウル北方・坡州市の訓練場で「フリーダムシールド」の訓練を行う韓国陸軍の将兵=(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】北朝鮮の朝鮮中央通信は21日、国防省の報道官が20日、同日終了した韓米の定例合同軍事演習「フリーダムシールド(自由の盾)」の核兵器除去訓練などについて、談話を通じ「挑発的性格の特殊戦訓練」と非難したと報じた。

 報道官は「米韓が口癖のように唱える『防御的性格』の合同軍事演習が、徹頭徹尾わが国を攻略することを目的にした侵略戦争の試演に過ぎないことを立証している」と主張。「核保有国の主権と安全を危険に陥れかねないという妄想にとらわれた米国と韓国の無分別な軍事的妄動の蓄積は、彼らが望まない最も厳重な結果を招く可能性がある」と威嚇した。

 韓米は今月12日、ソウル北方・坡州市の訓練場で大規模破壊や大量殺傷が可能な核・化学・生物・放射能兵器などの大量破壊兵器(WMD)の除去能力を強化するための合同訓練を実施した。さらに、17日には北朝鮮の坑道など地下施設内での軍事作戦に備えるための合同訓練を行った。


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