閉鎖されたロシアの暗号資産取引所ガランテックス(Garantex)が、数百万ドル相当のルーブルベースのステーブルコインを洗浄し、新しく設立された取引所に移管した後、新しい名前で再び活動を開始したと伝えられた。

スイスのブロックチェーン分析会社「グローバルレジャー(Global Ledger)」は19日に発表した報告書で、ガランテックス運営者が流動性と顧客預金をグリネックス(Grinex)に移動したと報告し、「グリネックスはガランテックスの本格的な後継企業」と明らかにした。

グローバルレジャーは、「グリネックスとガランテックスは、オンチェーンとオフチェーンの両方で直接的に接続されていると自信を持って言える」とし、「A7A5流動性の体系的な移動、使い捨てウォレットの使用、ガランテックスに関連するアドレスが関連していることを示すオンチェーンの証拠が明確である」と述べた。

プラットフォームは3月13日に調査を完了した後、ガランテックスが6000万ドル規模のルーブルベースのステーブルコインであるA7A5を洗浄し、グリネックスに関連するアドレスに転送したオンチェーンデータを発見したという。

また、「焼却とそれに伴う発行過程を通じてガランテックスの資金を洗浄し、クリーンな記録を持つシステムアドレスで新しいコインを発行することができた」と説明し、「顧客が直接取引所事務所を訪れ、ガランテックスからグリネックスに資金を移動させているとグローバルレジャーに伝えた」と述べた。
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