安哲秀、国民の力議員
安哲秀、国民の力議員
アン・チョルス(安哲秀)国民の力(与党)議員は21日、共に民主党などの野党5党がチェ・サンモク(崔相穆)大統領権限代行に対する弾劾訴追案を発議したことについて「国家破壊行為」と非難した。

安議員はこの日、フェイスブックに「大統領も国務総理もいない状況で、経済司令塔まで追い出そうというのか。それなら、一体この国の経済と民生は誰が責任を負うのか」とこのように記した。

安議員は「ハン・ドクス(韓悳洙)国務総理の弾劾で海外資本は引き潮のように流出し、ウォン・ドルの為替レートが(1ドル)1500ウォン(約153円)まで近づいた。崔代行は第2のIMF事態をどうにか防いできたが、今やその最後の防波堤まで崩そうというのか」として、イ・ジェミョン(李在明)共に民主党代表に対し「正気か」と問い詰めた。

続いて「トランプ2期目の発足で関税、補助金、安保など、米韓間の外交・経済懸案が山積しているこの時点で、韓国は大統領も国務総理も不在で外交のゴールデンタイムを過ごしている。経済司令塔まで揺さぶるなら、この混沌の波を誰が防げるのか」と付け加えた。

さらに「もっと衝撃的なのは、このような渦中に李代表がサムスン電子のイ・ジェヨン(李在鎔)会長と会って『成長』を話しているという点である。前では経済を崩し、後ろでは成長を叫ぶとは国民をだましており、ダブルスタンダードの極致だ」と批判した。

安議員は「今回の弾劾の試みの目的は明らかだ。李代表本人の司法リスクを防ぐための政治的な盾であり、憲法第84条(大統領は内乱または外国為替の罪を犯した場合を除いては在職中に刑事上の訴追を受けない)を有利に解釈するための政略的計算に過ぎない。このように無責任かつ非道な政治は必ず代価を払うことになる」と批判した。
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