中国産サツマイモが含まれているのに「韓国の農産物」=韓国
中国産サツマイモが含まれているのに「韓国の農産物」=韓国
韓国人気コーヒーチェーン「ペクタバン(paikscoffee)」の製品原産地に関する虚偽広告の疑いについて、料理家であるペク・ジョンウォン代表(ザ・ボーン・コリア代表)が、食品表示広告法違反の疑いで警察に立件された。

21日、聯合ニュースによると、ソウル市カンナム(江南)警察署は、オンライン苦情申請窓口を通じて、ペク代表が運営するペクタバンが新製品を宣伝する際、原産地を誤認させたという告発状を受理したと発表した。

告発状によると、ペクタバンは昨年1月、公式インスタグラムで「われわれの農産物、われわれのペクタバン」という文言を使用し、「もちもちサツマイモパン」を宣伝した。しかし、別の広告物では「中国産サツマイモが一部含まれている」と記載していた。

告発人A氏は前日、オンライン上に投稿した文章で「ペクタバンが広告で”中国産”表記を意図的に省いた」とし、「単なる編集上のミスではなく、消費者に製品の原産地を国産農産物と誤認させる行為だ」と主張した。

A氏は、カンナム区庁にもペクタバンに対する是正命令および製造停止を求める内容を提出したと明らかにした。

ザ・ボーン・コリアの原産地表示に関する論争は今回が初めてではない。

以前、同社のチキンステーキミールキット「ペックック」の鶏肉が国産ではなくブラジル産であることが明らかになり、議論を呼んだ。

また、ザ・ボーン・コリアのオンラインショップで販売されている「ハンシンポチャ・ナクチ(イイダコ)炒め」の商品詳細ページには、国産のネギ、タマネギ、ニンニクを使用していると記載されていたが、実際には中国産のニンニクが使われており、原産地に関する問題が浮上した。これを受け、同社は商品ページを修正し、謝罪した。

さらにザ・ボーン・コリアは、中国産の改良みそや、米国、カナダ、オーストラリア産の大豆、米国、オーストラリア産の小麦粉などの輸入原料で作られた「ペクソク味噌」を国産として宣伝し、批判を浴びた。

この製品を製造しているザ・ボーン・コリアの「ペクソク工場」は農業振興区域に位置しており、本来、輸入原料を使用することができない地域として指定されている。この規定に違反した場合、農地法第59条に基づき、5年以下の懲役または5000万ウォン(約550万円)以下の罰金が科される。

議論が続く中、ペク代表はザ・ボーン・コリアの公式サイトを通じて「多くの方にご心配をおかけし、深い責任を感じている。心からお詫び申し上げる」と謝罪し、「期待に応えられなかった点が多かった。特に生産と流通の過程で発生した容認できない誤りについて深く反省している」と述べた。

さらに「これまで提起されたすべての問題を細かく確認できなかったのは私の過失」とし、「皆様からの叱責を謙虚に受け止める」と語った。

加えて「法的事項を含め、すべての問題を迅速に改善することを約束する」とし、「上場企業として株主の皆様の期待に応えるため、全社的な革新と成長を推進していく」と約束した。

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